赤ちゃんとママ

【知らないと損!】妊娠・出産の給付金・助成金ガイド(北九州市編)

ライター:白川
ライター:白川

北九州市で出産や里帰り出産を予定されている方へ、ぜひお役立ちいただきたい制度や助成金をまとめました。妊娠期から出産後までに必要な申請も時系列にまとめていますので参考にしてみてくださいね。

妊娠期

妊婦

3ヶ月 (8~11週)

産婦人科を受診して妊娠がわかったら、区役所の窓口で「母子健康手帳」を受け取りましょう。その際、「妊婦健康診査の受診票」も一緒に配布されます。

「妊娠の届出」と「母子健康手帳」交付

妊娠がわかったら区役所に妊娠の届出をします。妊娠の届出をした妊婦さんには、母子健康手帳が交付されます。母子健康手帳は、予防接種や健康診査などの際に必要となるものです。

4ヶ月 (12~15週)

安定期に入ったら「妊産婦歯科検診」を受けましょう。北九州在住の妊婦さんは無料で受診できます。

妊産婦歯科検診

妊娠中や出産後は女性ホルモンの分泌の変化や食事回数の増加などから虫歯や歯周病になりやすく、進行しやすい時期です。

5ヶ月 (16~19週) ・6ヶ月 (20~23週)

里帰り出産を予定している方は、里帰り出産時の「妊婦健康診査の費用助成」や「出産育児一時金」の手続きも確認しましょう。

妊婦健康診査の費用助成 (里帰り出産)

北九州市在住の妊婦さんが、里帰り出産で県外の病院や助産所で健診を受診した場合、その健診にかかった費用の一部を償還払いします。

(※) 助成金の対象外

  • 日本国外での健診費用
  • 保険適用診療分の費用
  • テキスト代や物品代など、定期の健診費用以外にかかる費用
  • 県内・下関市の登録医療機関で受診した健診費用
  • 妊娠しているかどうか調べるための検査費用

7ヶ月 (24~27週)

出産が経済的に困難な場合は、「助産制度」が利用できる場合があります。ひとりで悩まず相談窓口に相談してみましょう。

助産施設制度

母子保健上、必要があるにもかかわらず、経済的な理由などで病院または助産所に入院できない妊産婦の方が、助産施設に入所して入院助産を受けることができるよう援助しています。

  • 対象者:北九州市在住で、生活保護世帯や市民税非課税世帯など
  • 支給内容:出産にかかる費用を公費にて (収入に応じた負担金あり)
  • 申請期日:原則、出産予定日の90日前まで
  • 申請者:本人
  • 詳細:助産施設 (北九州市)

出産後

赤ちゃんとママ

2週間以内

誕生後、2週間以内に「出生届」を提出します。母子健康手帳に添付の「出生連絡ハガキの投函」と、「国民健康保険または勤務先の社会保険への加入」も忘れずに。

出生届

出生届を出すと、生まれてきた赤ちゃんの氏名等が戸籍や住民票に記載されます。戸籍に記載されることで、赤ちゃんの親族関係が公的に証明されます。出生地、本籍地または届出人の所在地の市区町村窓口で受け付けています。生まれた日も含めて14日以内に届出をしてください。

  • 対象者:お子さんが生まれた方
  • 届出できる人:お子さんが生まれた方 (父または母。届書を持参される方はどなたでも。来庁できない場合も届書の届出人の署名・押印は、父または母です)
  • 届出期日:生まれた日も含めて14日以内 (14日目が休日の場合は、翌開庁日)
  • 詳細:出生届 (北九州市)
国民健康保険の加入

国民健康保険の被保険者の方にお子さんが生まれた場合、お子さんの国民健康保険の加入の届出が必要です。国民健康保険に加入すると、医療費の負担が一部で済みます。

1ヶ月

国民健康保険に加入している方が出産した場合は、国民健康保険より「出産育児一時金」の支給があります。

出産育児一時金

国民健康保険に加入している方が出産したときは、その世帯主からの申請により、「出産育児一時金」が支給されます。原則として医療機関へ直接支払われます。

※出産費用が出産育児一時金の支給額未満の場合は、出産費用支払い後の申請により、差額が支給されます。

  • 対象者:国民健康保険の加入者(被保険者)で出産した方 (※妊娠85日以上での出産であれば、流産や死産も支給対象)
  • 支給内容:出生児1人につき50万円 (産科医療補償制度対象外の場合は48万8,000円)
  • 申請者:世帯主
  • 詳細:出産のための給付 (北九州市)
児童手当

児童を養育している方の所得が「所得上限限度額」未満の場合、中学校修了までのお子さんを養育している方に児童手当が支給されます。申請前の分を遡ってもらうことができないので、赤ちゃんの誕生月に手続きするのを忘れないでくださいね。

2ヶ月

予防接種には、法令で定められた定期接種と本人が希望して行う任意予防接種とがあります。定期予防接種は定められた時期に受けないと、接種費用は自己負担となりますのでご注意ください。

定期予防接種

現在、小学校就学前のお子さんを対象とした定期予防接種としては、B型肝炎、ヒブ (Hib) 、小児用肺炎球菌、四種混合 (ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ) 、BCG、麻しん・風しん混合 (MR) 、日本脳炎、水痘、ロタウイルスがあります。

  • 対象者:北九州市在住でそれぞれの予防接種の対象年齢となったお子さん
  • 申請者:保護者
  • 費用:無料
  • 申込期限:接種期間はワクチンにより異なります (定められた時期に受けない場合は、自己負担)
  • 詳細:子どもの予防接種 (北九州市)

4ヶ月

4ヶ月児健康診査

母子健康手帳に綴じ込まれている受診票を利用して受診します。

7ヶ月

7ヶ月児健康診査

母子健康手帳に綴じ込まれている受診票を利用して受診します。

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